[Recipe0029]

本の読み方を変え、
あなたの人生を豊かにする
読書アドバイザー
りんしょう（職業：本読み）です。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
少しでも皆さんにお役に立てるよう「本の読み方」を
伝えていきます。

本日紹介するのは、

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「本の読み方１４種類」

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を紹介していきます。

ぼく自身、勉強不足で
本の読み方に１４種類もの読み方が
あることは知りませんでした。

といっても普段本を読むときに
自然としていることなので、
とくに読み方の名称は気にしなくても
本は読めます。

ただこれも知識の一つとして知っておけば、
他の誰かがこの用語を使っていたり、
文章に出てきたりしたときに、
理解できますよね。

これから読むときも
ざっくり「どの方法（種類）が適しているかな」と
意識することで、単調な読み方を避けることが
できます。

では、まずは基本となる１４つの方法を
紹介していきます

１.黙読
　声に出さずに読むこと。反対は音読。
　文章を頭の中で一文字ずつ音声化する読み方。

これは至極明快。
一般的な読書のやりかたですね。

ただ、問題点も。
頭で音声化しているので、読むスピードが
遅くなるわけですね。

この辺りはまた機会に詳しく
紹介します。

２.通読
　始めから終わりまで読み通すこと。
　また、ひととおり目を通すこと。

表紙から表紙。カバートゥーカバー。

本屋で立ち読みで、パラパラパラと中身を
確認するのも通読なら、
通読にはけっこう幅がありますね。

小説や物語などストーリーがあるものは
通読をするのが一般的ですが、
自己啓発本やハウツー本などは、
ぜったいに毎回通読する必要ないです。

→「12.飛ばし読み」参照
　

３.熟読
　文章の意味をよく考えながらじっくり読むこと。
　精読と同じ意味合い。

専門書や哲学書、古典文学、詩などは
専門用語、難解な言い回し、比喩表現など
があるため、すっと読めない場合があります。

また、基礎的な知識や教養なども
最低限必要とされることもあるので
考えるためにも知識は必要ですね。

下地があって熟読ができます。
難易度が高いと読む気は失せるので
ちょいムズくらいの本を選びましょう。

４.精読
　細かいところまで.ていねいに読むこと。
　熟読と同じ意味合い。

見逃さない、読み飛ばさない、
というイメージが強いです。

本ではないが、契約書、新聞、雑誌など
の小さい文字、片隅の文章も全部読む、

というイメージ。

５.音読
　声を出して文章を読むこと。反対は黙読。

この音読は「アウトプット」でもあります。

しかも、声に出すことで、自分の声も聴くので
「聴覚」も使い、アウトプットしながら
インプットもしている。

目、口、耳と語感を複数使うことで
記憶力、理解力が向上します。

音読の効果は、何よりも文章がもつ
リズム感、間、読みやすさなどもわかること。

読みにくい文章は、音読しやすい。
読みやすい文章は、音読しやすい。

声に出すということは、
読む速さ、声量、声のトーン、声の張りなども意識する
ようになります。
とうぜん声を出すときは自然と姿勢も良くなります。

そう思うと上級の読み方。

なにより、読むときは感情を込めるので、
音読を繰り返せばプレゼンテーションの
練習にもなりますね。

ぼくは、トイレでたまに音読をしています。

漫画『キングダム３１』が大好きなので
トイレ専用本として何十回と呼んでいますが、
もうセリフを音読するレベルまできています。

登場人物のえい政、民と同じ気持ちになって、
読むたびに泣きそうになっています。

６.唇読
　声に出さないで.くちびるで読むこと。

「口パク」に近いですね。

電車や図書館など音読ができないときでも、
読めない漢字を練習するときにも
唇読は有効です。

たとえば、

「矍鑠」

「かくしゃく」

やってみたらわかると思うのですが、
声に出さなくても、口を動かすだけで
脳が動いているのがわかります。

これもアウトプットしており、
口を動かすことで、舌と筋肉も動くので
五感を使った運動を伴っていることになります。

口パク、侮るなかれ、ですね。

７.速読
　本などを普通よりも速く読むこと。

基本的に、本をたくさん読めば
速く読めるようになります。

が、

「１０分で１冊読める」という
ような速読に関しては、
そこまで知識がないので
肯定も否定もできないです。

速読に関しては研究中なので、
また別の機会でお伝えします！

ただ、今勉強中の速読の本では
おおまかに速読の概念がわかったので
ご紹介します。

本を読むは速さは、大まかに言うと
次の３つ要素から成り立っています。

（※流派によります）

１．文字のかたまりから、
　次のかたまりまでの移動時間

２．文字のかたまりの読める範囲

３．文字のかたまりに留まる時間

です。

１．文字のかたまりから、
　次のかたまりまでの移動時間

○○○○○■■■■■△△△△△●●●●●

人は文章を読むとき、歩い程度かたまりで
読みます。

一つのかたまりから、次のかたまりまでの
移動時間を早くすればいいわけですね。

○○○○○→■■■■■　０．２秒なら
○○○○○→■■■■■　０．１秒に

すれば２倍速くなりますね。

２．文字のかたまりの読める範囲

○○○○○■■■■■△△△△△●●●●●

一度に文字の読める範囲が、

○○○○○

から

○○○○○■■■■■

になれば

読める速さは２倍ですね。

３．文字のかたまりに留まる時間

○○○○○　■■■■■

それぞれのかたまりに
留まる時間が０．２秒だとして

それを半分の０．１秒にすれば、

２倍の速さになります。

こういう理屈なのですが、
簡略化していますので、

また詳細は別でお伝えします。

８.適読
　摘まみ読みこと。

　（※”摘”読じゃないの？？）

順番通りじゃなくてもいいので
ところどころを【拾い読み】する、イメージでしょうか。

【拾い読み】には、

通読ではなく、必要なところだけを選んで読むこと。
例「資料を拾い読みする」

という意味があります。

ということは、通読の対極ですが、
本の読み方としてはかなり有効。

例えば本屋で立ち読みをするとき、
目次を読んで、興味ある箇所だけ
適読します。

もしくは、
通読した後、復習のため
もしくは理解ができなかったとこを
適読する。

などの使い方ができます。

→13.拾い読み　は別の意味。

９.多読
　たくさん読むこと。

多読は何を基準に「たくさん」と
定義するのかは難しいですが、

１つは、
「ある一定の期間に何冊読んだか」

と考えるやり方です。

ぼくの基準ですが、

「１年に１００冊」はけっこう読んでいるかなと。

単純計算、３日で１冊です。

１日のうち、
電車などの移動時間も全部読書にあてたとして
毎日１時間は確保し、

土日では３，４時間読む、
くらいの読書時間が必要です。

２つめの考え方は、

「最低何冊読んだか」です。

これもぼくの基準ですが、

「１０００冊」が多読の基準値です。

というのも、

１０００冊超えないと
インパクトが「弱い」です。

自己紹介などでも言っていますが、
ぼく自身が昔セミナーをしたとき
「今まで読んだ本は６００冊です」と
自己紹介で伝えました。

セミナー参加者の反応は、

「おお…」

でした…

…スベったんです。

６００冊って
正直、すごいけど、そこまですごくない数字
ですよね(笑)

よく読んでいるほうだけれど…

という感じで
今でもスベッたあの日を忘れることができません。

３つめの考え方が、

「本のジャンル」を幅広く読んでいるか、

ですね。

もし、１０００冊を目指すにしろ、
１年に１００冊を?目指すにしろ、
読むのなら、若いうちからがいいです。

１０００冊目指すなら
少なくとも１０年かかります。

もし２０代のうちに１０００冊読んでいれば、
それは知識の豊富さだけでなく、
一つの実績にもなります。

ただ１０００冊読んだから、どうなったか
まで言えないと、
ただただ本を読んだだけの人と
という評価になってしまいます。

ここは注意点ですね。

本の読み方は１４種類。全部言えますか？

キーワード：「読書は奥が深いんじゃ～」