[Recipe0017]

本の読み方を変え、
あなたの人生を豊かにする
読書アドバイザー
りんしょう（職業：本読み）です。

いつも読んでいただきありがとうございます。
あなたの読書ライフがより豊かになることを
願って今日もブログを書いています。

本日のテーマは

「３冊読む＝３人に聞く」

です。

本の内容をより理解したり、記憶したりするために
１冊の本を３回読むことは

以前の記事でもお伝えしています。

それに加えて、ぼくは

『関連書を３冊読む』

こともおすすめしています。

関連書を３冊読むことを続けることで、
さらにあなたの知識が深く、広くなり、
間違って覚える、ということを防ぐ
こともできます。

読むたびに理解も速くなり、
覚えた知識は忘れにくくなります。
知識の本質をつかむ力も身に付きます。

人は忘れる生き物ですし、主観も入ります。
なのでひとつの情報源から一回だけ
聞いただけだと
勘違いしている可能性もあります。

そうならないためにも
３冊読んで自分自身の情報の精度を
上げることも大事なんですね。

ぼくがこの考えを身につけたのは、
ワーキングホリデーで

海外に住んでいたときでした。

住み始めたときは、英語力もないし
もちろん現地の人と話すのも緊張します。
ただ必要に迫られると人間は
知恵が出るものなんですね。

ひとつの目的地に行くまでに
「３人に道を聞く」ということを
繰り返しこれらの悩みを
一気に解決しました。

近場のスーパーにしろ、公園にしろ
すぐに迷う方向音痴のぼく。
当時はスマホも持っていません。
（スマホがあったら逆に英語力は身につかない）

ただ『地球の歩き方』を片手に
いかにも観光客っぽく
"Excuse me?"と話しかけると
大抵の人は笑顔で立ち止まってくれます。

こちらも笑顔で道を尋ねると、
指差して、ていねいに道順を教えてくれます。

ここからがミソなのですが、
しばらく歩いて、また人に道を聞きます。
道はわかっていてもです。

実際に道を間違えていたら、
軌道修正でき、迷うことは防げます。
正しい道なら安心して
進んでいけます。

最低３人聞けば、
言っている内容（方向）はほぼ同じですので
一人に聞くよりも理解が早くなります。

表現が違っても、内容を理解できます。
逆に表現の幅も広がり、それも覚えられます。

勘違いを早めに修正できます。
思い込みで動くことが
一番危険ですからね。

続けて何人も聞くことで
話しかけることも聞くことにも
慣れていきます。

ここまでの良さをまとめると、

〇言っている内容を何度も聞くことで理解が早まる。
〇自分の勘違いにも気づくことができる。
〇表現の違いにも気づき、知識の幅も広がる
〇情報を受け取ること、発信することに慣れる。

いいこと尽くめです(笑)

本もに同じことが言えます。

関連した本を３冊は読むと

〇書いている内容の理解が深まります。
〇自分が忘れていること、勘違いしていたことに気がつきます。
〇言い方の違いに気づき、でも内容は同じこともわかります。

知識が深まれば、

〇学んだことを伝えられるようになります。

教育学者で著者でもある明治大学教授
齋藤孝さんは、

「読書は、自分の中に『人を住まわす』ことだ」

と言っています。

３冊の本を読む、ということは、ある意味
３人の著者に聞いている、ということです。

あなたが学んだことは、次に人に伝えられるようになります。

道案内で得たことは、情報だけではありません。
聞けば快く道を教えてくれる、

他人の優しさも感じています。

次はあなたにぜひ、発信する立場になって欲しいと思っています。

今日のまとめです。

わからないときは、
「３冊読む」

です。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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３冊読む=３人に聞く

キーワード「道案内と同じ」