[Recipe0034]

本の読み方を変え、
あなたの人生を豊かにする読書アドバイザー
りんしょう（職業：本読み）です。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
少しでも皆さんにお役に立てるよう「本の読み方」を
伝えていきます。

では本日は、

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登場人物に会いに行く

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をお伝えします。

最近、積読になっていた小説を

毎晩読み始めています。

その小説は、ツイッターの好きなフォロワーさんが

読了でツイートしていて気になっていた本です。

で、その本は、

『蜜蜂と遠雷』

です。

作者は、恩田陸さん。

2017年に第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞した

作品です。

今は、まだ途中で、ネタバレもしたくないので内容には

読んだ後に触れますが、

まあ、おもろい！

毎晩、本を読むのが一日の最後の楽しみに

なっており、毎日睡眠不足です。

速く読み進めたい衝動と

じっくりゆっくり読んで、

登場人物と長くいたい気持ちが拮抗しています。

そんなめちゃくちゃおもしろい『蜜蜂と遠雷』を読んでて

気づいたことがあります。

それは、

読者は登場人物に会いに行っている

ことです。

本書のあらすじは、

ピアノコンサートを舞台に主人公となる4人のピアニストを中心に

彼らの悩み、音楽への想い、友情そして成長などを描いた作品です。

彼らの葛藤や悩みのあとの成長が楽しみで仕方がありません。

彼らの音楽への想いを知れることが嬉しくて仕方ありません。

ストーリーの展開もおもしろいのですが、

結局人は人に惹かれます。

小説を読むと、

登場人物の変化を体験し、

自分もこの現実で頑張っていこうと

思えることがあります。

彼らの生き方が、自然とインストールされ

悩んだときやしんどいときも

自然と彼らの行動や思考を真似ることができます。

ぼくが好きな言葉に

「読書は他人を自分の中に住まわす」

というのがあるように、

あなたの中に登場人物が引っ越していきます。

彼らを自分の中に引っ越しできるように

ぼくら読者は本を読むのです。

これから小説を読むとき、

あなたの中に魅力的な登場人物が一人でも住んでいたら

それは素晴らしい読書をしたと

思っていいです。

もちろん０人でも構いません。

ただ読書をし、登場人物に会いに行き、

登場人物もあなたの心に通えるような

読書もある、ということだけ

覚えておいてください。

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2019.06