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本の読み方を変え、
あなたの人生を豊かにする
読書アドバイザー
りんしょう（職業：本読み）です。

ブログを更新するたびにアクセス数が増えていたり、
動画の再生回数が増えていることがとても嬉しいです。

みなさんの「本の読み方」に役に立てるよう
情報を発信していきますので
よろしくお願いします。

さて、本日のテーマは

「積読の落とし穴」です。

一般的に積読は「良くないこと」と

思われていますが、
今日の記事を読めば、

「いちがいに積読って悪いことじゃないじゃん」
「むしろ、やっててよかったやん」

と思えるようになりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

まず積読とは、

「読みたい本が溜まっていう状態」

ですよね。

まだ読んでいない本が
床の上に積重ねられている状態か
本棚に並べられている状態か

は問わず、

この積読で悩んでいる方がけっこういます。

悩みは大きく分けて２種類です。

１．物理的な悩み
２．心理的な悩み

です。

今回は、２．心理的な悩み　について話していきます。

１．物理的な悩み
本を置くところがない、どんどん本が増えていく、
という物理的な悩みも、
背景には心理的な側面が大いに関係していますが、

今回のテーマには外れますので、
別の機会でお伝え出来たらと思っています。

さて心理的な面もいくつかに細分化されますが、
今回とくに絞ってお伝えしたいのは、

「積読は悪くない」です。

つまり、「読みたい本が溜まっている状態」は悪くない、
いや、むしろ「素敵」とお伝えしたいのです。

前回の記事で、

モノを買うときの判断基準は「必要」か「欲しい」
で決めるとお伝えしました。

「欲しい」だけで買うと、
安物買いの銭失いになって無駄になることが多いので、
「必要」なものだけ買うほうがいい。

本を買うときも基本的には
「必要」かどうかで判断するとお伝えしました。
必要なものは「消費」以上に「投資」になりうるからです。

そして最も大事なことは

「値段で決めない」ということでした。

安くても要らないものは要らない。
少し値段が張っても、必要だから買う。

そもそも本は『激安』。

本は、『安くて投資になる』ということは、
もうおわかりいただけていると思っています。

ぼくも含めて、本好きな人は、

『本』そのものが欲しいのではなくて、

『本が読みたい』人も多いと思います。

もっと細かく言うと

『本が読みたい』を通り越して生活に『本が必要』な
心情やと思います。

もう渇望している状態ですよね。

いずれにせよ、本が『必要』な状態です。

でも本ならなんでもいい、というわけでもないと思います。

好きな作家さん、
好きなジャンル、
読む目的

によって、欲しい本、必要な本は言っても限られるわけです。

でも、その限られた中でも、

次から次へと、読みたい本が出てきて、
積読になるわけですよね。

じゃあ「買わない」方がいいのか、

というと、そうではないんです。

むしろ、

読みたい本と出逢えば、

まずは、買うんです。

ぶっちゃけ、

必要かどうか、
その本が役に立つかどうか、
おもしろい本かどうかは、

読んでみないとわからない(笑)

だからこそ、「本の読み方」が大事になってくるのですが。

だからまずは、買うんです。

大事にして欲しいのは、

値段でもなく、本の置き場ではなく、

その本がいいと思った感性、

いいと思った直感、

必要と思ったそのタイミング

です。

お金は、その本を読んで、知識をつけて、
何倍も稼げるようになったらいいんです。
だから自分に投資するんですよね。

本の置き場は、
他に捨てるもんがあります。
スペースがないなら作ってください。

お金も場所も、作り出せます。

でも、
直感や、ときめき、そのタイミングは二度と戻ってこない。

あなたが本を買って失うものよりも、
本を買わずに失うものほうが大きいのです。

とくに、

「機会」の損失が一番大きい

です。

あなたが、欲しいと思った本は、
もう二度と手に入らないかもしれません。
買えば、読むこともできるし、読まないこともできる。
でも買わなければ、読めない、ということです。

後悔の話しにもつながります。
もしあなたが海外の旅行先で、
お土産を買おうかどうか迷ったときは、
買ったほうがいい、と言われています。

なぜなら、買ってその商品が気に入らなく
買ってしまった、という後悔よりも、
買わずに、買えばよかった、という
手に入らない後悔の方がダメージが多いからです。

人との出会いもそうです。
電車の中でめちゃくちゃ可愛い子がいて
「あ～、声を掛けようかな～。
でも変と思われたらな～」とためらう。

いいわけを考えているうちに、
その女の子は電車を降りて行き、
「あ～声かければよかった～」
と二度とない出会いを失い、後悔するのです。

あなたが本屋で「いい！」と思った理由は、

表紙かも知れない、

著者かも知れない、

ポップかもしれない、

SNSで話題になっているからかもしれない

帯かも知れない、

もしかしたら背表紙かも知れない。

理由はなんでもいい。

なぜか本棚に戻せない、

そんな本なら「買い」です。

最後は頭じゃなくて、
やっぱり心で決めたいし、

あなたがもつ感性を
優先して欲しいと思っています。

ほんまにおもんなかったら、
処分したらいいだけの話です。

今日の話をまとめます。

積読を気にするあまり、
本を買うときのトキメキを忘れないで欲しいです。

秋元康さんは
『どちらを選べば幸せか。（幻冬舎）』の中で、

「どっちを選んでも後悔する。
だから自分の選択に自信をもて」

と言っています。

積まれた本は、
あなたが必要になるときまで
スタンバイしているだけです。

どうか心置きなく、
家に連れて帰ってやってください。

本は、投資です。
「迷ったときは買う」

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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